最低限!!これだけは押さえておきたいポイント

 ここではお遍路に少し興味がある!お遍路を始めようと思うが準備期間がない!既にお遍路を始めたが何が何だか分からないといった方に対して、歩き遍路を終えた私が最低限必要だと思う項目を厳選して1ページにまとめました。もし時間に余裕がある場合は、他の記事も読んで情報収集をしていただけたらと思います。

お遍路とは

 四国八十八箇所を巡拝することです。四国八十八箇所とは、四国にある空海様(弘法大師様)ゆかりの88か所の寺院の総称です。巡拝の理由や方法は人それぞれであり、近年は少しカジュアルな恰好での巡礼や外国人巡礼者も増えています。総移動距離としては最短でも約1200kmあります。

厳密なお遍路の定義について

 お礼参りや和歌山県にある高野山巡拝をお遍路に含めるのか定義は曖昧な所ですが、本サイトではお遍路とは”四国”八十八箇所を巡拝することとし、お礼参りや高野山への参拝は、別枠として扱わせていただきます。お礼参りと高野山への参拝についてはいずれ別記事で取り上げます。

移動手段、どれくらいの期間がかかるのか

 巡礼での移動手段や期間・期限について指定はありません。

 移動手段としては一般的に歩き、自家用車、バスツアー、公共交通機関&歩き、自転車などが利用されています。過去には車椅子やスケボーで巡礼した方もいるそうです。

 所要期間としては、歩きの場合約40日、自家用車やバスツアーだと約10日、自転車は約20日ぐらいで回りきることが出来ると思います。各人の移動速度によって日数は異なりますので、あくまで参考程度に捉えてください。正確な日数については、お遍路中に自分で見積もることができるようになります。要は自分の移動速度さえ分かれば必要な日数も分かるようになります。

費用について

 大きく分けるとバスツアーバスツアー以外に分けることが出来ます。※以下では一人あたりの金額を表示しています。自家用車を使って複数人で行けば、それだけ費用は安くなります。

 バスツアー場合は、約50万円程度。内訳としてはバスツアー(40万円前後)+その他滞在費(軽食など)+御朱印代(=納経代)

 バスツアー以外の場合、歩きなら約35万円、自家用車なら約15万円、自転車なら約20万円かかります。

 バスツアー以外だと、巡拝道具をどこまで揃えるか、どれくらい宿代を払うか等、各人のお金の使い方により費用は大きく異なります。私の目安としては、以下の計算式で概算できると思っております。根拠については、別ページ(後日作成)を参照願います。

 総費用=(所要日数×7500円)+3万円(初期費用)+御朱印代(=納経代)+交通費(四国への往復交通費、四国内で交通費、境内の駐車場代など)

 御朱印代(=納経代)は、御朱印帳のみの納経であれば300円×88箇所=26400円となります。 

 歩きを例にして考えると、四国内での交通費やガソリン代、境内の駐車場代は全くかかりませんが、日数がかさむため、宿代が多くかかります。選択肢として善根宿(ご厚意による無料の宿泊場所)もありますが、相応のリスクもあるため、旅行初心者にはオススメしません。

どの順番で参拝するのか、参拝マナー

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お遍路中の一日の流れ

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